コミュニケーション

威圧的な人の対処方法。威圧的な態度をとる意外な理由

威圧的な人への対処法。威圧的な態度をとる理由と内情

威圧的な人への対処法。威圧的な態度をとる理由と内情

今日までにやっとけって言っただろ!!
なんでできてないんだ!!

このように、威圧的な態度をとる人、あなたの周りにもいませんか?

威圧的・高圧的な同僚、先輩、上司、お客様・・・

いろいろなパターンが考えられますが、こんな悩みを抱えている人は多いと思います。

昔の僕は、上司に威圧的な態度をとられ、毎日怒鳴られてものすごく悩んでいました。

悩み

関わりたくないけど関わらざるを得ない威圧的な態度をとる人がいる

どうやって接したらいいんだろう・・・憂鬱だなぁ

今回は、こんな悩みにお答えします。


この記事でわかること

  • 威圧的な態度をとる人の特徴
  • なぜ威圧的な態度をととるのか?
  • 威圧的な態度をとる人の特徴
  • 威圧的な態度をとる人への効果的な対応

威圧的な態度をとる人の特徴

威圧的な態度を取る人はこのような特徴を持っています。

  • 声が大きい
  • 自分が絶対に正しいと思い、考えが固まっている
  • 論理的に不利になる感情的になる

威圧的な態度をとる人は声が大きい

威圧的な態度をとる人は、声が大きい人が多いです。

  • そじゃない、なんでわからないんだ!!
  • いいから言うことを聞け!
  • わかるよな?

このようなことをよく言います。

これまでも感情的に声の大きさで解決してきた人が多く、声が大きい人が多いです。

自分が絶対に正しいと思い、考えが固まっている

威圧的な態度をとる人は、視野が狭く他の人の声が届きません。

一つの側面でしか考えられないため「自分の考え」以外認めることができません。

彼らは、立場を利用し、自分よりも立場の弱い人に対してマウントをとるために威圧的な態度をとります。

彼らはこう考えます。

自分の方が立場が上 = 自分の方が有能

だから、立場が上の自分が正しい。

そういう固定観念が自分を縛っています。

威圧的な態度をとる人は論理的に不利になる感情的になる

威圧的な態度をとる人は、自分を有能だと考えているので論理的に話そうとする場合も多いです。

しかし、彼らは論理があやしくなると感情的になります。

彼らはこういいます。

なんでわからないんだ!!
俺の言うことを理解しろ!!

威圧的な態度をとる人は、自分が論理的に説明できないことも相手の責任と考えます。

だれもが納得する話であれば、威圧的な態度をとる必要がないはずです。

威圧的な態度をとる人は対面コミュニケーションを好む

威圧的な態度をとる人は、対面コミュニケーションを好みます。

論理が弱いところを補うために、表情や声の大きさなどを利用して

メールなどでは、一見論理的にみえても実が伴なわない具体性のない抽象的で感情的な内容になりがちです。

威圧的な態度を取る人には文章が苦手なタイプが多いからです。

威圧的な態度をとる理由(表面的な理由)

威圧的な態度をとる理由

威圧的な態度を取る人はこのような特徴を持っています。

  • 自分に都合よく進めたい
  • 自分の失敗を隠したい
  • 説明・文章が苦手

自分に都合よく進めたい

威圧的な態度をとる人も、自分に都合がいいように事を進めたいと考えています。

ですが、現在の役割に対して能力が追い付いていないことが多く、うまく進めることができません。

理路整然と説明し、進めることができないため、感情で事を動かそうとします。

自分の失敗を隠したい

威圧的な態度をとり、責任を相手におしつけることで、自分の失敗を隠そうとします。

何か問題が起きた時、犯人探しをするのは、自分に責任に目が向かないようにコントロールするためです。

問題の解決よりも先に「自分の安全」を守るために必死になっています。

説明・文章が苦手

威圧的な態度をとる人のほとんどは、人に伝える文章が苦手です。

相手にとって分かりやすい文章を書くことができません。

相手に伝わる説明ができないので、別の手段で相手に伝え、相手を動かそうとします。

それが威圧的な態度となって現れます。

威圧的な態度をとる理由(深層心理)

威圧的な態度を取る人は、なぜこんな態度をとっていまうのでしょうか。

実は不安で仕方がない。劣等感の現れです。

  • 本当は不安でしかたがない
  • 今の立場を守りたくて必死

本当は不安でしかたがない

威圧的な態度をとる人は、実は自信がありません。

何かを恐れて不安で仕方がない状態です。

失敗したらどうしよう
自分ができないとバレたらどうしよう
自分の責任だと言われたらどうしよう

彼(彼女)は、内心は不安で仕方がありません。

それを誤魔化し、なんとかして自分自信を正当化しようと必死になっています。

結果、表面的にあらわれる態度が、周囲に対して威圧的な態度をとることになってしまいます。

今の立場を守りたくて必死

威圧的な態度をとる人は、今の立場に相応しくない可能性が高いです。

実力が伴なっておらず、どこかで不安を抱えています。

本当は、実力だけでは今の自分の立場を守れない

彼(彼女)は心の中でそれに気づき、気づかないふりを続けています。

威圧的な態度をとる人が苦手な理由

考えるまでもないかもしれませんが、なぜ威圧的な態度を取る人が苦手なんでしょうか?

僕はこんな風に考えていました。

  • 声の大きさや態度が怖い
  • 会話にならない
  • 生理的に受け付けない

声の大きさや態度が怖い

威圧的な態度をとられると、本能的に自分に危害を加えられそうで恐怖を感じます。

自分よりも相手が強い。その相手には敵わないと無意識に判断しています。

本能的に、大きな声や態度をみて身の危険を感じてしまう

冷静に考えれば、身の危険はほとんどなく、ただのノイズです。


会話にならない

威圧的な態度を取る人は、自分よりも地位が上にある場合がほとんどです。

彼(彼女)には、論理が通用しません。

いつの間にか論点をずらし、本来の話と違う方向に話が逸れてしまいます。

問題が解決し、彼(彼女)の責任リスクが消えない限り、ほとんど本質的な会話になりません。

仮に論理のテーブルにのせても、感情的にぶち壊します。

会話できると期待してしまうから裏切られるのでしょう。

最初からまともに会話をしようとする必要はありません。

生理的に受け付けない

このような状況が続けば当然ですが、その場にいるだけで嫌になります。

苦手な理由とか、そういう次元ではありません。

こちらも思考停止状態です。

威圧的な態度をとる人の対処方法

威圧的な態度をとる人への対処方法

威圧的な態度をとる人、ほんとに困りますね。

下手な対応をすると火に油。ますます面倒なことになります。

ここでは威圧的な態度を取る人への対応として、有効な考え方や対応方法をご紹介します。

  • 正面から対立しない
  • その人を相手にせず問題解決を目指す
  • その人を超えるを熱意で接する
  • その人の勢いを利用する
  • 筋トレする

正面から対立しない

威圧的な態度をとる人と関わるとき、正面から向き合うのは得策ではありません。

自分が消耗するほどの価値があると思えれば話は違いますが、出来る限り消耗を抑えます。

威圧的な態度をとる人に対し、正面から対立するのはドラマや映画では盛り上がりそうですが、消耗する割に得られる成果は少ないことが多いです。

1:1で、は彼らに理詰めは通用しません。

正面から対立する」は、まず最初にとってはいけない選択です。

ほとんどの場合、ディベートを挑むのは時間の無駄です。

その人を相手にせず問題解決を目指す

彼(彼女)が威圧的な態度をとるきっかけになった問題は何でしょう?

その問題をかかえ、彼(彼女)は困っています。

「威圧的な態度をとる人」をどうにかすることばかり考えていても問題は解決しません。

きっかけになった問題」を解決することに専念しましょう。

彼(彼女)の感情的な発言は、その問題を自力で解決できない人が発するただのノイズです。

自分のために、その問題を解決することに専念しましょう。

ここで大切なのは、「彼(彼女)のためではない」ということです。

それが自分のため(かつ周囲のため)です。

問題を解決すると、彼(彼女)も安心します。解決したことに対して感謝するかもしれません。

これを続けていると、彼(彼女)はあなたに対して威圧的な態度を取れなくなります。

その人を超えるを熱意で接する

威圧的な態度をとる人と向き合う場合、それ以上の熱意をもって接することが必要です。

きっかけになった問題」に対して強い熱意をもつ

繰り返しますが「威圧的な態度を取る人」にフォーカスしてはいけません。

「きっかけになった問題」を解決することに対して強い熱意を注ぎましょう。

どうせやるなら、威圧的な態度に押されてやらされるより、「自分の仕事」としてやりましょう

これを解決すれば、みんなハッピーだ!!

その人の勢いを利用する

先ほども言いましたが、威圧的な態度をとる人を否定し、正面から対立しても効果が薄いです。

相手の勢い、相手の主張を利用して流れを作ります。

肯定し、褒め、だからこそ「〇〇しませんか?」という展開で自分のテリトリーに引き寄せる方法が有効です。

だらこそが重要です。

的な相手の意見を肯定する
威圧的な相手の考えを少し具体化して褒める
相手の主張を軸に「だからこそ」こうしましょうと提案する
そのために協力を依頼する

僕はこの方針で対応するようになってから、少なくともフリーズすることがなくなりました。

威圧的な態度をとる人の言うことは、ほとんどの場合抽象的過ぎて具体的な動きがあいまいでした。

この方法は、相手の話を具体化するためにも有効です。

筋トレする

「筋トレ??」と唐突に感じた人もい居るでしょうか。

これは、本能的に感じる恐怖を和らげる効果があります。

筋トレをして体力的にも自信がついてくるとこう考えられるようになります。

いざとなれば、簡単にひねりあげられる

実際にそうする必要はありません。

ただ、こういう気持ちで居られれば、威圧的な態度を取る人の前でも委縮せずに済みます。

それ以外にも、体の健康は、心の健康につながるのでお勧めです。

まとめ

まとめ

今回は、威圧的な態度を取る人への対応についてお話しました。

要点をまとめなおします。

  • 威圧的な態度を取る人は不安と劣等感でいっぱい
  • 本当は恐れる必要はないただのノイズ
  • その人ではなく、原因となった問題に注目することが大切
  • 威圧的な態度を取る人と正面から対立してはいけない
  • 相手の勢いを利用する作戦が効果的
  • 筋トレをすると委縮せず対処できるようになる

今回の記事では、あえて逃げる戦略については書いていません。

おそらくこの威圧的な態度をとる人にはどこへ行っても遭遇します。

対処できるなら、その方がいいでしょう。

この記事を最後まで読んでくれたあなたは、おそらくこの問題に向き合い、解決できるタイプだと思います。

そうでなければ、ここまでたどり着きません笑

心から、あなたの幸運を願っています。

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  • この記事を書いた人

motoya

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