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努力する人は意外と少ない?積み重ねと能力値の関係

2020年6月15日

努力する人は意外と少ない?積み重ねと能力値の関係

今回は、とても抽象的な話で、ほぼ需要の無いネタだと思いながら書いています。

努力の積み重ねと能力値の関係を、簡単なグラフで表現しながら解説してみます。

楽に楽しく仕事をするために努力する

という僕の考え方の説明にもつながると思っています。

昔の自分にとってはとても有益な話だと思いますが、昔の自分にはなかなか伝わりませんでした。

若手を指導する場面でも、せっかく優秀なのに「もったいないな・・・」と思うのもこの考え方から来ています。

ちなみに僕は、今回のお話で登場する「努力しない凡人」でした。
アラサーになった頃、「努力する凡人」にシフトしています。(遅っ)

もっと早く気づいていれば・・と思っても仕方ないので、これからに目を向けましょう。

この記事でお伝えしたいこと

  • 努力」は「継続」してこそ効果がうまれる
  • 凡人でも、意外とあっさりエリートを追い抜くことができる
  • 適切な努力を継続できれば、ほぼ確実に成果に結びつく

上記に興味がある人は目次に沿ってお進みください

エリートと凡人のスタートライン

ここでは、以下の定義で話をすすめています。
どこからが高学歴か・・・は特に定めません。解釈はお任せします。

  • エリート=高学歴
  • 凡人=低学歴

僕のように、学生時代努力してこなかった人間は、社会人スタートラインで高学歴のエリートと同等の水準で仕事はできません。

仕事には様々な特性が関係するので、一概には言えませんが、基本的に高学歴の彼らは新しいことを習得することにも長けています。

会社員としてキャリアをはじめる場合は、まず入社できる会社も変わってきます。

たまたま、同じ会社の同期として入社できたとしても、スタートラインは違うと思っておいた方が無難かもしれません。

既に、このままでは埋められない差がある状態でスタートすることになります。

上記の例だと、「努力しない凡人」と「努力するエリート」なのでもうその後の結果は見る必要ないですよね。

これから先は、「努力する凡人」と「努力しないエリート」に焦点をあてて進めていきたいと思います。

努力の積み重ねと能力値の関係

雰囲気を伝えるために能力値を数値化したものと、努力によって変化する様子をグラフにしてみました。

これは、エリートを初期値100、凡人は初期値70で設定し、努力する場合としない場合で係数を掛けて数年後の能力値の変化を表したものです。

それぞれの係数は、僕の経験をベースに感覚的に決めています。

積み重ねと能力値の関係:3年後

心を入れ替えて努力したとしても、数年程度では劇的な変化は期待できません。

3年くらいでは、それほど大きな成果あがらないことが多いと思います。

凡人とエリートでいうと、おそらくまだエリートが若干リードしているくらいではないでしょうか。

特に変化がみられるとすれば、「努力するエリート」の存在感が際立ちはじめることくらいではないでしょうか。

「努力する凡人」にとって、この時期がおそらく非常に辛いときです。

頑張っても成果につながりにくく、努力の成果がなかなか実感できません。

この時期が比較的長く続くことも多いので、諦めてしまう人が多いのではないでしょうか。

積み重ねと能力値の関係:10年後

10年経つ頃、「努力する凡人」は周りからもただの凡人とは思われていません。

多くの人から頼れる存在になっているのではないでしょうか。

仕事がうまく回りだすと、回らないときに感じてい辛さは無くなり、仕事の楽しさを感じられるようになります。

ここまで続けてこられると、努力することが日常になっているため、努力することにもあまり辛さを感じません。

特別な努力をしているという感覚も薄くなり、頑張ればさらに多くのことにチャレンジできるようになっています。

積み重ねと能力値の関係:15年後

15年経つ頃、「努力する凡人」と「努力しないエリート」の間には、もはや埋められない差が出てしまいます。

継続の力はとても大きいです。

ここまでくると、「努力する凡人」は軌道に乗ってますます成果をあげやすくなってきます。

僕がよく言っている「楽に楽しく仕事ができる状態」がこのあたりからです。

僕の感覚なので、共感していただけるかわかりませんが
以前(~3年目くらいまでの努力してもなかなか変化が見られないとき)に比べると、努力に対する成果が見えやすくなってくるので気持ちが楽になります。

もちろん、新たな課題や大変なことも出てきますが、悩みの質が変わってきます。

積み重ねと能力値の関係:20年後

20年経つ頃には、「努力するエリート」からも頼られる良きパートナーになっているかもしれません。

社会人20年目だと、40代前半です。
おそらくこの40代が大きな節目になるのではないでしょうか。

ここまでの実績により、ここから先が大きく変わってきます。

「努力する凡人」は、40代になる頃にはそれなりのポジションにいる確率が非常に高いです。

若い頃の頑張ってもうまくいかなかった経験や、それを乗り越えた経験が強みになっています。

その努力が、独りよがりになっていないことが前提ですが・・・。
(このあたりは別の記事でも触れています。)

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努力する人は意外と少ない

僕がこれまで見てきた企業で、仕事の時間以外を使って本気で努力していると感じた人は意外と少ない印象でした。

おそらく、勤務時間中は熱心に仕事をしている人でも、それ以外の時間まで必死に勉強している人は多くないのではないでしょうか。

僕の感覚ですが、8割以上の人は目立った努力を(継続)していません。

逆にいうと、努力を継続するだけで上位2割には簡単に食い込めると思います。

ただし、大企業の管理職層では、寝ても覚めてもビジネスのことを考えていそうな人が多い印象を受けました。

偏見かもしれませんが、部長以上の方々はかなりの確率で当てはまるのではないでしょうか。

彼らは、時間をつくって役に立ちそうな知識や技術は積極的に学んで吸収します。

それが自分たちのために良いことだと本気で考えているからです。

彼らは、おそらくそれを苦に感じていません。

ゲームをするのと同じような感覚で、常に頭のどこかで仕事のことを考えているのではないでしょうか。努力する人は意外と少ない彼らは、おそらくそれを苦に感じていません。

ゲームをするのと同じような感覚で、常に頭のどこかで仕事のことを考えているのではないでしょうか。

まとめ

今回は、「努力する凡人」は、「努力しないエリート」をあっさりと追い抜くことができるというお話でした。

この記事でお伝えしたかったこと

  • 努力」は「継続」してこそ効果がうまれる
  • 凡人でも、意外とあっさりエリートを追い抜くことができる
  • 適切な努力を継続できれば、ほぼ確実に成果に結びつく

努力は、短期間では効果は出にくいですが、継続することで大きな力を発揮します。

努力する凡人は、努力しないエリートをあっさり追い抜くことができます。

高学歴のエリートとはいえ、社会人生活では実はそれほど多きな差はないんです。
(特殊な資格を持っているとなれば少し話は変わってくるのかもしれませんが)

正しく努力を継続できれば、ほぼ間違いなく成果に結びつきます。

成果が出るまで努力し続けるという感覚の方が近いかもしれません。

会社員の中では、本気で努力をしている人が少ないので、相対的に結果を出すことは比較的簡単です。

あとは、運次第ですね。

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