転職活動をする中で、避けられないのが面接。
面接で必ず必要なのが、自己紹介です。
今回は、転職活動のとき自己紹介で伝えるべきこと、
注意しておきたいことについてお話します。
僕の主観が入っていますので参考程度に読み流していただき、
”自分にも合うな”と思っていただいたところがあれば、
そこだけ参考にしていただければ幸いです。
この記事でお伝えしたいこと
- 話し方、目線、表情などに意識する
- 自己紹介で話す内容は、短くコンパクトにまとめる
- 相手の質問を誘う
上記に興味がある人は目次に沿ってお進みください
基本:第一印象と非言語を意識する
これは転職面接でもっとも重要な点と言っても過言ではありません。
「第一印象を意識すること」
です。
誰もが思う当たり前のことですよね。
おそらくこの記事にたどり着いたあなたは既にご存知のことだと思います。
これを「意識して」組み立ててみてください。
- 身だしなみに気を配る
- 表情に余裕をもたせる
- 動作にも余裕をもってゆっくりと
- 話す速度も速くなりすぎないように意識する
これは自然にできる人とそうでない人の差がでやすいところです。
最初に落ち着きのなさや自信のない印象を与えてしまうと大きな減点になりかねないため注意しましょう。
基本:過去の実績を数字を入れて具体的に話す
転職面接でもっとも大切なことの一つは
「以前の会社でどのような実績をあげてきたか」
を伝えることです。
その際、「期間」「規模」「自身の役割」と「具体的な成果」を伝えることにより、面接官がより具体的にあなたの実績を把握できるよう整理して伝えましょう。
相手は初対面で何も予備情報がありません。
詳しい情景がイメージできるように、自身の立ち位置、シチュエーションの詳細を具体的に伝えて話を組み立ててください。
きっと、具体的な情報がないときの話よりも、イメージが伝わりやすくなります。
基本:自己紹介は短くコンパクトに準備
転職面接の自己紹介は、短くコンパクトにまとめましょう。
時間的には、1分前後で終わる原稿を事前に頭に入れておきます。
後述する要素を意識して、「自己紹介原稿」を用意してみてください。
ある程度話すことを決めておけば、当日流暢に口が動く人もいるかもしれません。
しかし、僕のように話すのが得意ではないタイプの人は原稿を一度書くだけでもかなり精度があがります。
僕の場合は、いざ自己紹介の原稿を書くと筆が止まってしまいました。
この状態のまま、本番を迎えたらうまく話せた自信はありません。
数年前の転職面接では、原稿を書くときに焦ったおかげで
本番では余裕をもった態度で伝えたいことを伝えることができました。
自己紹介で伝えるべき3つのポイント
伝えたいことはたくさんありますが、時間は限られているためまず伝えておきたいポイントを3つ挙げてみます。
自分の特徴
短い時間で伝えることは難しいので、ある側面を強調して伝えることを考えます。
1つだけ、印象に残る「キャラ立ちするところ」を伝えましょう。
何十人もの候補者の中で、まずどんな人か思い出すきっかけを残します。
例えば・・
いきなり「個人スキルはイマイチ」と宣言してしまう。しかしチームで動くと力を発揮できると自信たっぷりに話します。
僕だったらちょっと何か質問してみたくなるので、印象に残るのではないでしょうか。
これは、ただの例なので、上記のとおり話すことを推奨しているわけではないので誤解しないようご注意ください。
自分の強み
転職を希望する会社にとって、魅力的に映るポイントを
「自分の強み」として伝えます。
募集要項にある、応募資格や歓迎する経験などから自分の経験・スキルの中から強味になるポイントを絞って伝えます。
自信と、裏付けされた実績とともに熱意を込めて伝えましょう。
自然な流れで自己開示
軽い自己開示は、好意的に受け取られることが多いです。
ただし、余計なことは伝えずあくまでも「何かのついで」に伝えるレベルに留めましょう。
例えば、会社の立地にちなんで
例えが、いまいちかもしれませんが
雰囲気が伝わっていれば幸いです。
退職理由は、ポジティブで締める
退職理由は、転職面接ではほぼ確実に聞かれる質問です。
素直に話すとネガティブな印象になりかねない理由ですので、ネガティブな要素が入ったとしてもポジティブに変えて締めることを意識しましょう。
「退職理由を話すと結果的に志望理由になる」
という流れになるように話を組み立ててみることをお勧めします。
退職理由は、どこかネガティブなものになりがちです。
人間関係が・・・
上司が嫌いで・・・
収入が低くて・・・
これだけだと良い印象はなかなな持てませんよね?
これは僕の主観が入っていますが、以降のような質問への回答が組み立てられる状態であれば、説得力のある理由として面接官に伝えることができると思います。
僕が面接官となる場合も、こういった流れで話をしてくれた人には好印象を持ちました。
いまの会社、前の会社では、改善しようとする努力をしたのか?
前の会社でも改善を試みて〇〇を変えるため〇〇を続けた。
なぜ、前の会社ではだめだったのか?
変えようとする中で、〇〇があり、新たな目標ができた。
変えられたとしても、その先に〇〇があり新たな目標には遠いことを痛感した。このまま続けるかも悩んだが、転職して新たな目標を目指したいと強く思うようになってしまった。
必須:セルフチェックと想定質問
転職面接の対策として、自己紹介の原稿ができたと思います。
まだの方は、用意した前提ですすめます。
用意できた原稿は、必ずセルフチェックを行いましょう。
例えば以下の観点でチェックしてみてください。
このとき、志望企業の面接官になったつもりでチェックします。
- 志望企業が求める内容になっているか
- 志望企業が求める人材像に、どこがマッチするか
- もう少し深堀りして聞きたいところはないか
深堀りしたいと思う部分は多すぎると内容が不十分かもしれません。
あなたへの質問が2~3個はあがる状態をつくります。
質問するポイントがなくてもNGです。
上記の想定質問に対し、回答も事前に用意しておきましょう。
この回答も、全く予備知識がなくてもその情景が浮かぶように具体的に話しましょう。
まとめ
今回は、転職面接の自己紹介、退職理由
この記事でお伝えしたかったことをおさらいします。
この記事でお伝えしたかったこと
- 話し方、目線、表情などに意識する
- 自己紹介で話す内容は、短くコンパクトにまとめる
- 相手の質問を誘う
転職面接では、第一印象が非常に重要になります。
話す内容以上に、話し方、目線、表情などの非言語利用域を意識して相手に熱意を伝えましょう。
同じ理由で、身だしなみに注意することも大切です。
自己紹介は、1分を目安に大切なことをコンパクトにまとめて話せるよう原稿を用意しておきましょう
自己紹介の中に、相手の質問を誘いやすいような情報を織り込みましょう。
予備知識がない相手にも情景の思い浮かぶような細かい具体的な説明や、自然な自己開示などを織り交ぜると質問を誘いやすくなります。
何度か掘り下げて質問を受け、それに対してもこたえを用意しておくと
「深み(※)」を感じてもらいやすいです。
※ここでは、表面的な言葉だけでなく、普段から物事をよく考えて動いている意味で使っています